大腸ポリープはよく聞くけど胃のポリープってあるの?(gemini)
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はい、胃にもポリープはできます。
「胃ポリープ」と呼ばれ、大腸ポリープと同じく、胃の粘膜から内側に盛り上がったイボ状の隆起のことです。多くは無症状で、胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)で偶然発見されます。
大腸ポリープと胃ポリープはどちらもポリープという名前ですが、性質が異なる場合が多いのが特徴です。
🧐 胃ポリープの主な種類と特徴
胃ポリープは、大きく以下の3種類に分類されます。
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胃底腺(いていせん)ポリープ
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性質: ほとんどが良性で、がん化するリスクは極めて低いです。
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特徴: ピロリ菌に感染していないきれいな胃に発生しやすいです。数ミリ程度のものが多く、多発することもありますが、基本的に経過観察となります。
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過形成性(かけいせいせい)ポリープ
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性質: ほとんどは良性ですが、稀にがん化する可能性があります。
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特徴: ピロリ菌に感染しており、炎症を繰り返している胃にできやすいです。出血して貧血の原因になることがあり、大きいものや出血があるものは切除を検討します。ピロリ菌の除菌治療で縮小・消失が期待できます。
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腺腫(せんしゅ)性ポリープ / 胃腺腫
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性質: 前がん病変と考えられており、がん化のリスクがあります。
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特徴: 高齢者や、萎縮した胃粘膜にみられます。大腸の腺腫と同様に、がん化するリスクがあるため、大きさや状況に応じて内視鏡による切除が推奨されます。
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💡 大腸ポリープとの大きな違い
| 項目 | 胃ポリープ | 大腸ポリープ |
| 主な種類 | 良性の胃底腺ポリープが多い | がん化リスクのある腺腫が多い |
| がん化リスク | 多くは極めて低い(特に胃底腺ポリープ) | 腺腫は放置するとがん化するリスクがある |
| 治療(切除) | ほとんどの良性ポリープは経過観察 | 腺腫はがん予防のため積極的に切除することが多い |
大腸ポリープ(特に腺腫)は将来的に大腸がんになる芽として積極的に切除されますが、胃ポリープの多く(胃底腺ポリープなど)は良性でがん化のリスクが低いため、切除せずに経過観察となるケースが多いです。ただし、胃腺腫や過形成性ポリープの一部はがん化リスクがあるため、切除が必要になります。
胃カメラ検査でポリープが見つかった場合は、医師がその種類とリスクを判断し、切除が必要か、経過観察で良いかを判断します。